作曲

歌ものは作れないと思っていた筆者がこの10ヶ月で初音ミクオリジナル曲を5つ作って思ったこと

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比較的早い段階で曲ができました。

今回もSoundCloudとニコニコ動画に投稿しております。

はじめに

どうも、きばこ (@kibako2010) です。

DTMをはじめてだいたい7年くらい経ちました。

その内で歌詞のある曲、所謂”歌もの”を作ろうとしたり実際作ったりした期間は短いです。

最初の1年と、ここ10ヶ月くらい。残りの5年は創作という点ではインストしかやっていません。

実は最初の1年で、歌を作るのは無理だと思って一度諦めています。

今、公開している5つの歌ものはすべてここ10ヶ月の間に作ったものです。

なぜ5年も放っておいてから歌ものに取り組んでいるのだろうかと、過去を振り返りつつ筆者なりに思ったことを書いてみます。

最初の1年

完成度を気にしすぎていた

初心者特有の幻想かもしれません。

はじめたからにはかっこいい曲や何か訴えるものがある歌詞が書きたいと思うのは、おかしなことではなかったと思います。

しかし、いざはじめてみるとそこまでに至る道のりの果てしなさがわかってきます。

というか、どうすればいいのかわからなくなってきます。

そして思うんです。

  • あー、やっぱり自分には才能がないんだ。だからかっこいい曲ができないんだ。
  • こんなしょうもない歌詞をつけて歌うのは恥ずかしいなあ。

そもそもDTMは、当時組んでいたバンドでオリジナル曲を作ろうと思って手を出したものでした。

ただ最初の1年というのは、ほぼ同時期にはじめたギターやバンドがあって、全てにおいて初心者でした。

そんな状況で「うまく作ろう」なんて発想がそもそも無茶でした。

結局半年くらい経つ頃には、バンドで曲を作ろうという話も自然消滅してしまいました。

その後半年くらいは、一人で歌ものを作ってみようとやっていましたが目的を失いモチベーションはまるで上がりませんでした。

そしてそのまま特に成果もないまま頓挫し、筆者はこの後暫くの間、歌ものコンプレックスを抱えることになりました。

間の5年

もう歌詞は書かない

最初の1年で曲作りの難しさ歌詞に対する恥ずかしさという二重苦によって挫折してしまいました。

ちょうどその頃、インストゥルメンタル音楽に出会います。


(スペアザ超かっこいい)

当時は「インスト=BGM」と思っていた節もあり、そこに音楽としての魅力をあまり感じていませんでした。

しかし、インストとの出会いによって、歌はなくともカッコイイ音楽があることを知りました。

そこからは緩いペースでインストを作り続けました。

作った先に目的があったわけではなかったので、SoundCloudにアップしてブログに制作時の感想などを書くことでモチベーションを維持していました。

一曲上げるのに数ヶ月とか半年とか平気でかけていたので (というか、数ヶ月DAW立ち上げないのが常だった) ので、上達スピードも呆れるほどゆっくりでしたが……。

それでも、曲作りと歌作りの二重苦に苛まれていた筆者が、曲を作って公開することに慣れたことは事実です。

音楽を作るのは楽しいという気持ちを維持し続けることもできました。

歌もののアレンジをしてみることになった

ここ2,3年の話です。

友人とライブを企画する機会がありました。

ライブのコンセプトは「音楽の質はともかく、初心者でも舞台に上がれるようなライブ」でした。

その中で「みんなが知っていそうな曲で、みんなが触ったことのあるような楽器で演奏できたら良いね」という話があり、アレンジを引き受けることになりました。

はじめのうちはインストっぽくまとめていたのですが、やっていくうちに調子に乗ってきて CeVIO Creative Studio のフリー版 (今はフリー版はありません) を導入したり、 Vocaloid を購入したりして、気づけば歌もの音源を作るということに継続的に取り組むことができていました。

この辺まったくの偶然ですが、そもそもインストの音源を作り続けていなかったらアレンジの話自体なかったと思うので、なんとなく話がつながって段階的に進んでいけたのかと思います。

気づき

インスト音源を作ってはSoundCloudに公開してブログを更新するというだけの作業を5年も続けていくと気づくことがあります。

  • 作って公開してもそんなに反応がないのがふつう。
  • それでも曲を作って公開し続けることができている。

この辺で、単純に音楽を作るという行為が好きな自分がいることがわかってきます。

  • 最初期に比べ、音源の質は上がった。
  • メロディやアレンジの傾向はほとんど変わっていない。

好き勝手やっていると成長できている部分とそうでない部分がはっきりしてきます。

そしてそんなことを感じていながら、筆者の中の歌ものコンプレックスに多少の変化がありました。

ここ10ヶ月

吹っ切れた

とにかく一曲作りました。

このとき歌ものに関して特に何かを考えたわけではありませんでしたが、「こんな内容で歌を作ってみたいな」と思って「ネットの隅でやっていることだし、見向きされない。恥ずかしくない」と自己暗示しながら作っていました。

いざ公開してみると、SoundCloud の方ではたしかに反応はありませんでした。

ただ、一曲作って世に出せたということは筆者の中で手応えになり、次回も作れるというなんとなくの自信につながりました。

2,3曲目を作った頃にはすっかり吹っ切れて、インストを作るのと似たような感覚で、余計なことは気にせずに作って公開しています。

おわりに

とりとめのない内容で申し訳ありません。

結論ありきで書いた文章ではないので、改めて読んでからこの部分を書いています。

なんとなくまとめてしまうと「継続は力なり」とか「あきらめんなよ!」みたいな心が折れそうな結論に行き着きそうです。

ただ、当時と今の気分を比較して思うことがあるとすれば、今できないことを悲観しなくても良いということでしょうか。

気持ちをゆるく持って、その時その時でできそうなことをやっていくのが、結局いちばんの近道なのかもしれません。

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ループ素材を並べるだけの一番カンタンかもしれない作曲法

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はじめに

どうも、きばこ (@kibako2010) です。

「作曲」というと楽器やら音楽理論やらといろいろな知識が必要なように感じてしまいがちです。

もちろんあるに越したことはありませんし、自分の思い通りの表現をするためにはどこかで学習する必要のあるものだとは思います。

しかし、それらは「あると便利なもの」であって、「ないと出来ないもの」ではありません。

知識も何もないのにどうすればいいのかって?

そんなときはループ素材を使いましょう。

ループ素材とは

適当なメロディやコードが録音してある音素材です。

例えばこんなもの。

これらの素材を並べて行くだけで、それなりの音源を作ることが出来ます。

こんな具合です。

ループ素材は、DAWについてくるものもありますし、少し調べれば出てきます。フリーのものもたくさんありますが、作った音源の用途によっては権利関係に気をつけて使う必要があります (商用利用は不可の素材など) 。

オーディオループとMIDIループ

ループ素材には大きく分けて2種類あります。

オーディオループMIDIループです。

オーディオループ

オーディオループは、そのまま音の素材が入っているものです。PCなどのメディアプレーヤーで素材の確認ができますし、DAWに読み込めばそのままの音が流れます。

クオリティの高い演奏がそのまま使えるので、ただ並べるだけで自分では演奏できないようなクオリティのトラックが出来ます。一方、音色などをいじることはほとんどできないので、融通は効きません。

MIDIループ

MIDIループは、MIDIファイル形式の素材です。ざっくり言うと打ち込みの楽譜データです。DAWのインストゥルメントトラック (DAW内で鳴らす楽器用のトラック) に並べて音を出します。

音源は自分で選びます。また、MIDIデータそのものをいじることが出来るので、ドラムトラックでフィルをつけるなど曲作りの幅が広がります。出音に音源のクオリティが関わってくるので、完成度を高めるのはオーディオループに比べて難しいかもしれません。

どちらが良くてどちらが悪いということではなく、どちらもうまく使っていけばいいでしょう。

素材をどう使うのか

素材を並べたりいじったりして曲にしていくのはエレクトリックなジャンルでよく使う方法です。先に出した音源もそんなイメージですね。

ただ、素材によっては他の雰囲気でも作れてしまいます。

これはStudio One 3 Professionalに付属しているオーディオループとエフェクトだけで作ったものです。先程のものと雰囲気が全然違いますね。

DAWを買って素材を並べるだけで(調整はしますが)これだけのものが出来てしまうんです。

筆者はギターを使って曲作りをすることがほとんどですが、そういう気力が湧かないときにループ素材を使って遊んでいます。マウスだけあればできますし、一応ちゃんと聞けるものが出来ます。

もしかしたら「自分で曲を作っていない感」が出るかもしれません。しかし、素材やその組み合わせは無限にあって、そこから自分のセンスに従ってトラックを組み上げていくので、出来上がったものが他の誰かによって作られたものでないのは確かです。

自分で料理するために買ってきた食材ような感覚でループ素材を使ってみてはいかがでしょうか。

ある程度自身で打ち込みや演奏ができる場合でも、創作のヒントになったりしますし、部分的に組み込んでみると幅が広がると思います。

おわりに

筆者の話をしますと、作曲の中でループ素材を使うという発想になったのがだいたい半年前くらいで、それまでは「自分で曲を作っていない感」があるだろうと思って試していなかったようなところがあります。

何事も試してみることは大事だなと思いつつ書きました。

音楽づくりをはじめてみたいけど躊躇しているあなたも、「自分で演奏してこその音楽作り」と思っているあなたも、試してみて世界が広がったらなと思います。

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